会社を辞めてから半年が経ちました。
振り返ると、あの苦しかった日々を遠く感じます。
退職の最大の理由は人間関係でしたが、
辞めたいと思ってからの日々は、精神的にきついものでした。
布団で目を瞑っても、職場のことを考えてしまい寝付けない。
動画を見て気を紛らわせようとすると、目が冴える。
朝5時ごろに寝落ちし、2時間後に起床。
気分のすぐれない状態で職場に行き、ストレスを溜め込んで帰宅。
お酒で寝落ちして朝まで起きなければ良いのに、そんなことはなく。
精神がどんどんすり減っていく。
そんな負のスパイラルに陥っていました。
当時は1日を乗り越えることに必死で、辞表を出すまでに1年以上掛かりました。
どうしてこんなに時間が掛かってしまったのか。
もっと早く決断できなかったのか。
仕事から離れた今だからこそ、
当時の自分が立ち止まっていた理由が、少しずつ言語化できるようになりました。
今後の人生における自分への教訓として、整理してみたいと思います。
次を探す気力が残っていなかった
転職を考える時の決まり文句に、
「次を決めてから辞めたほうが良い」という言葉があります。
自分の場合は、次の仕事を決める前に退職しましたが、
生活のことを考えると、その言葉は正論で、そうすべきだと思っています。
しかし、当時の精神状態を振り返ると、
働きながら次の仕事を探すことが、いかにハードルの高いことかを実感しています。
自己分析や会社選びにも体力が必要です。
早く辞めたい気持ちから、「もうこの会社にしよう」と安易に選んでしまうと、
同じような失敗を繰り返すかもしれません。
ただ、ストレスを抱え、精神がすり減った人間は、
1日をやり過ごすだけで気力を使い果たしてしまいます。
実際には、帰宅後に求人サイトを開いても、画面を眺めるだけで長くは続きませんでした。
今日は疲れてるからまた明日。
お酒を飲んで気持ちを騙し、少ない娯楽の時間を大切にしたい。
就活は進まず、時だけが過ぎていく。
そんな日々の繰り返しでした。
何をやりたいか分からなかった
もう1つの大きな理由は、何をやりたいのかが分からなかったことです。
やりたい仕事がないまま辞めることへの不安は、想像以上に大きいものでした。
求人を見ても、どれもしっくりこない。
自分が何に興味を持つのか。
求人サイトを開くたびに、自分という人間がどんどん分からなくなっていきました。
冷静に考えると、一生続けたいと思える仕事が、簡単に見つかるはずもありません。
新聞記者に関連した仕事に進むべきか、全く異なる業種に挑戦すべきか。
働き方はどうするのか、県外での就職も視野に入れるか。
自己分析にも相当の時間を費やしました。
やりたいことを見つけるのが、こんなにも大変なことだとは思いもしませんでした。
キャリアを手放せなかった
築いてきたキャリアを手放しづらかったことも少なからず影響していました。
仕事自体は嫌いではなく、
お世話になった人も多く、良い思い出もたくさんありましたので、
それらが無くなってしまうことに、怖さを感じました。
社会人として歩んできた年月が、無に帰するような感覚。
今までは何だったんだ。
自分には何が残るんだ。
失うことばかりに目が向いていた気がします。
年齢と将来に不安があった
30代という年齢も決断を遅らせた要因です。
30代は求人の応募条件がきつくなるなんてことを耳にしたことはありますが、
実際に見てみると、35歳以下といった年齢制限をよく見かけます。
応募が厳しくなるとまでは言いませんが、確かに多少狭まった気はしています。
転職するなら、これが最後かもしれない。
次は失敗できない。
取り返しが付かない。
業界や会社の将来性、自分が続けられそうかで判断し、会社選びも慎重になっていき、
応募する求人がどんどんなくなっていきました。
終わりに
会社を辞めたいと思い始めてからは、特に1日の中で時間が過ぎるのを遅く感じました。
一方で、年間通して考えると、1カ月2カ月はあっという間に過ぎていきます。
自分の場合は、この期間は元気もなくなり、プライベートも楽しめなくなっていました。
辛い経験が糧になっていると思いますが、失った時間に後悔もしています。
先々の不安はありますが、何より心が壊れてしまっては何も始まりません。
まずは自分を守ることが、次につながるのだと実感しました。


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