「SEO? キーワードをたくさん入れればいいんでしょ?」
恥ずかしながら、建設紙の記者として9年働いてきた自分は、つい最近まで本気でそう思っていました。
しかし、フリーランスになり、クラウドソーシングで案件を探すと、よく目にするのが「SEO」の文字です。
このままでは、記者としての自信があるだけで、食いっぱぐれてしまう。
そんな焦燥感に駆られ、わらにもすがる思いで視聴したのが、LANY(レイニー)さんのYouTube動画『【2025年完全版】新・SEO対策の教科書』でした。
2時間の長尺動画を見終え、気付いたことがあります。
それは、SEOの本質が、新聞記者が取材前に必ず行う「ある準備」と同じだということです。
SEOへの苦手意識もいつの間にか薄れていました。
今回は、元記者の視点で、この動画から学んだ「取材力と検索意図の意外な共通点」について解説します。
衝撃の理由①|SEOの本質は「取材前の準備」と同じだった
動画の中で最も衝撃を受けたのは、「検索意図(ユーザーが何を知りたくて検索したか)」の重要性です。
この話を聞いた瞬間、私の記者時代の記憶がフラッシュバックしました。
実は新聞記者は、取材に行く前には必ず質問事項の洗い出しを行います。
この取材で何を読者に伝えたいのか。読者が知りたいことは何なのか。
あらかじめ記事の完成イメージ(構成)を作ってから現場に向かいます。
つまり、「読者の疑問(検索意図)」を先読みして、「答え(記事構成)」を用意するというプロセスが、SEOも新聞記者も全く同じなのです。
SEOは機械的なテクニックだと思い込んでいた自分にとって、「画面の向こうにいる人間(読者)を想像する」という本質は、目から鱗でした。
衝撃の理由②|「誰に届けるか」の解像度が桁違い
共通点がある一方で、決定的な違いにも気づかされました。
それは、ターゲット(読者像)の深掘りのレベルです。
新聞記者は、一般読者や業界関係者といった、ある程度広い枠組みで読者を想定します。
しかし、動画内で解説されていたSEOの考え方は、もっと鋭いものでした。
例えば「iPhoneケース おすすめ」というキーワード。
単に「ケースが欲しい人」ではなく、マズローの欲求5段階説を用いて深掘りしています。
| 欲求5段階 | 心理イメージ | 記事への活用例 |
|---|---|---|
| 安全欲求 | 落として画面が割れる、修理費を払いたくない | ケースが頑丈だと落とした時に 安心ですよね |
| 社会的欲求 | 人前でダサいケースは使いたくない | おしゃれを取り入れたいですよね |
| 尊厳欲求 | 自分に似合うハイブランドのケースを使いたい | 自分へのご褒美として・・・ |
記者の自分が「どんな人が読むかな?」とぼんやり考えていたのに対して、SEOでは「どんな状況で、どんな感情で、いま検索窓に文字を打ち込んだのか?」まで徹底的に想像します。
この解像度の違いこそが、Webライターとして自分がまだ足りていない部分であり、
同時に最大の伸びしろだと痛感しました。
衝撃の理由③|Googleの検索結果は「紙面のトップ記事」と同じ
もう一つ、動画で印象に残ったのが検索結果のタブの見方です。


「カメラ おすすめ」で検索すると、ショッピング枠が一番左に表示されますが、「猫 種類」だと画像枠が優先されます。
デザインの勉強をしていた時、人の視線の動きは左から右に動くと学びましたが、
この結果はGoogleが「ユーザーが何を求めているか」を判断して、表示順を変えているからです。
これを見て、ふと、新聞の紙面構成を連想しました。
- 一番重要なニュースは、1面トップに大きな見出しで載せる。
- 解説記事は、社会面や特集面に載せる。
編集長(Google)が、読者の関心に合わせて「どの情報を一番目立たせるか」を決めている。
そう考えると、検索順位を上げる(上位表示を狙う)という行為は、 編集長(Google)に「これは1面トップに載せるべき特ダネです」と、プレゼンする作業と違いはありません。
無機質に見えた検索アルゴリズムが、急にこだわりの強い編集長のように思えてきて、親近感が湧きました。
終わりに|元記者がSEOを学ぶ意味
正直なところ、今回学んだ知識をすべて、実際の仕事にすぐ活かせる自信はありません。
しかし、食わず嫌いしていたSEOが、実は「読者への思いやり」と「徹底した取材準備」でできていると知れたことは、大きな収穫でした。
「取材力(一次情報)」という記者の武器に、 「検索意図(読者の深い悩み)」という、SEOの武器を掛け合わせれば、きっと誰かの役に立つ、強い記事が書けるはず。
LANYさんの動画は、そんなWebライターとしての第一歩を踏み出す勇気をくれました。
これからも、実際の案件やこのブログ運営を通じて、少しずつSEOの技術を自分のものにしていきたいと思います。
今回視聴した動画はこちら
【2025年完全版】新・SEO対策の教科書 / LANY


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