Webライター未経験がトライアル落選で気付いた現実

アイキャッチ フリーランス転身記

前回の記事で触れた、Youtube動画のシナリオ作成と記事作成のトライアル。
新聞記者からフリーランスのWebライターに転身後、
初めて挑戦した案件でしたが、いずれも本契約には至りませんでした。

結果を知ったときは少しショックでした。
今回は採用されるかどうかではない。仕事の流れを確認することが重要だ。
選考中から頭の中で言い聞かせ、覚悟はできていましたが、
いざ結果を目の当たりにすると、少なからず心に来るものはあります。

ただ、落ち込んで終わりにするには、得たものも多かったと感じています。

トライアルを通して強く意識するようになったのが、
作業に掛ける時間と、得られる対価のバランスでした。

一方で、そのバランスを今すぐ求めるよりも、
まずは経験を優先して挑戦することの大切さにも気付かされました。

今回は、トライアルを振り返りながら、
未経験のWebライターが「最初の壁」で何に悩み、
何を考えるようになったのかを整理してみたいと思います。

時間と対価のバランス

会社員時代は月給制だったので、
仕事にかける時間と報酬を細かく意識したことはありませんでした。

決められた勤務時間の中で仕事に励み、月末には給料が振り込まれる。
1時間単位で仕事量を評価されるものではなく、
良くも悪くも、時間とお金は分断されていました。

一方で、フリーランスの場合は、
時間と報酬のバランスを意識しないと危ないと気付かされました。

シナリオ作成の場合

シナリオ作成では、リサーチに想像以上の時間を費やしました。

作業時間は次の通りです。

  • 午前中は約3時間
  • 午後は13時から20時まで
  • 日により、+1〜2時間
  • 休憩は1時間ごと5分程度

1日の多くを占めていたのは、
文章を書く時間ではありません。事実確認のための調査でした。

この時点で、
「作業時間を考えずに案件を選ぶのは危険かもしれない」
という意識が芽生え始めました。

無料で取得できる情報の範囲で調査するも、古く曖昧な情報が多く、サイトを渡り歩く。
気が付くと、1週間があっという間に過ぎていました。

加えて、台本は創作が原則禁止です。
不確かな情報を補完できないまま、物語を考える必要があり、
何とか文章を捻り出すのにも時間が掛かってしまいました。

納期は裁量があり、問題はありませんでした。
しかし、仮に本契約になった場合、
これだけの時間を掛けた対価が数千円では、この先も続けていいのか疑問も湧いていました。

記事作成の場合

Webメディアによる記事作成は、
本契約になると文字単価1円、3000文字の記事を継続的に執筆する想定でした。

一見すると、分かりやすい条件です。
クラウドワークスとランサーズでも、よく目にする案件です。

初めてWeb記事を作成してみて、
文章を書く以前の工程に、想像以上の時間が掛かることを実感しました。
主な作業は下記のとおりです。

  • テーマ理解
  • 情報収集
  • 構成作成
  • 表現の調整

執筆以外の時間を含めて考えると、
1本の記事を仕上げるのに、どれくらいの作業時間が許容範囲なのか。
ついついそんなことを考えてしまいました。

経験を優先する時期

正直なところ、
Webライティングで月々安定した収入を得る道筋は明確に見えてはいません。

1文字1円未満の案件をたくさんこなすことが正解なのか。
高単価の案件を目指いて動くことが正しいのか。

今回のトライアルを通して、
作業時間と対価のバランスを考える必要性を知れたのは大きな収穫でした。

ただ、それを今すぐ求めようとするのは、まだ早い段階なのかもしれません。

まずは経験を積み、どこに時間が掛かり、どこでつまずくのかを知ること。
今はその段階だと感じています。

終わりに

トライアルに落ちたこと自体は残念でした。

ただ、作業の際、何に時間を使い、何に不安を感じ、どこで立ち止まったのか。
仕事のやり方を何となくイメージできるようになったことは、大きな1歩だと思っています。

生計を立てる焦りから、どうしても時間と対価に目が向きがちですが、
今はそれ以上に、仕事の全体像を知ることが重要だと感じました。

トライアルで得た気付きひとつひとつを糧に、
この先もトライアンドエラーを繰り返しながら、前進していこうと思います。

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